奥出雲の白い宝石|もっちり食感が人気の「仁多米」をご紹介!

こんにちは。皆さまいかがお過ごしでしょうか?

今回ご紹介するのは、仁多郡奥出雲町で作られている「仁多米」です。

ちなみに、私の祖父も奥出雲町で仁多米を作っていまして、毎年この季節になると家族で田植えの手伝いに行きます。

仁多米を作る田んぼは普通の田んぼとは違い、「棚田」という階段みたいな田んぼで作られます。

tanada

棚田は

・風通しが良く、害虫などがつきにくい。
・斜面にあるため、日照時間が長い
昼と夜の寒暖の差が激しいので、おいしい米ができる。

というメリットに対して、

・土に水がしみ込みやすく、水もちが悪い。用水の確保が難しく、用水が行き渡りにくい。
・用水の確保や移動など、手間と時間がかかる。
・水田の区画が小さく、形が揃ってないため、作業がしにくい。
・あぜ道が多く、機械を入れにくい。(これは本当に大変です。)

などの手間がすごくかかります。

その環境で取れたお米が「仁多米」になります。

特に「昼と夜の寒暖の差が激しい」という環境は仁多郡の特徴であり、仁多米の出穂期(4〜5割の穂が出穂した時期)から成熟期(受精・結実して成熟する)に昼夜の温度差が極めて大きいため、旨味の元であるデンプンを多く含んでいるのです。

この仁多郡のみで作られたコシヒカリが仁多米と呼ばれています。

私は小さい頃から仁多米を食べて育ちました。
(炊く前のお米をそのままお菓子感覚で食べてた時もありました。それくらい美味しかったです。)
そのため、わがままな事ですが、ここ仁多郡で作られたお米以外はあまり食べる気になりません。

私の主観ですが、が違います。
特に味でいう「甘さ」が全く違います。
噛めば噛むほど甘みが広がります。

このただでさえ美味しい仁多米をより厳選し、良いものだけ販売する
物部米穀店の『六代目が厳選した特別栽培の仁多米』 奥出雲産コシヒカリを是非一度食べてみてください。