うさぎ

秋の涼しい夜空に
お月さまが最近きれいですね。

お月様=うさぎ

ということで書こうかと思いましたが
中秋の名月をすぎてしまいました・・・・

出雲神話には「白うさぎ伝説」というのがあります。
うさぎがサメをだまして皮を剥がれるというところは有名ですね。

少し簡単なあらすじを書いてみます。
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因幡の国に八上姫(やがみひめ)という
たいそう美人な姫がいるという話を聞いた
大国主命(おおくにぬしのみこと)のたくさんの兄達の八十神(やそがみ)は
妻にしたいとおもい、因幡を目指しました。
大国主命は兄たちの荷物を持たされ、後を追ってついていかされました。

八十神一行が海に近づくと、皮をはがされたケガをしたうさぎが一羽泣いていました。
イジワルな八十神は「海水を浴び風にあたれ」と言い、
信じたうさぎは更に痛みが増してしまいました。
そこに荷物を持たされた大国主命が遅れてやってきました。
大国主がどうしてそんなことになったかを問いました。
うさぎは話始めました。

「私は島から海を渡ろうとして
サメに「仲間の数を勝負しよう」と言い陸に向かってサメを一列に並ばせました。
数を数えるといって私ははサメの頭の上をぴょんぴょん飛び
陸に向かっていきました。
最後の一匹の時に「よし上手くだませたぞ」
と言ってしまったのです。
サメたちは怒り、皮をはがされたのです。
そしてその後、八十神様たちにだまされよけいひどくなりました・・・・」

大国主命は「真水にあたり、ガマの穂先をほぐしその上で寝ると良い」
と教えました。
うさぎは言われたとうりすると、あっという間に治りました。

うさぎはたいそう喜び、こう言いました。
「八神姫様をお嫁にされるのは八十神様ではなくあなた様ですよ」

やがて八十神たちは八神姫の元にたどりつきましたが、
「いくら申されてもあなたがたの言葉は耳に入りません。私は大国主命様に嫁ぐつもりです」
と言われ結婚を断られました。
八神姫は旅の出来事を行動を遠くから見ていたのです。
そして、うさぎの予言通り
大国主命と八神姫は結ばれました。
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というお話。
うさぎは大国主命と八神姫の縁結びに貢献したんですね。

余談ですがこの神話の大国主命の治療行為は、日本で最初の医療行為、
つまり医療の始まりといわれています・・・
って誰かが言ってました(汗)

当店ではその白うさぎ神話にあやかった
縁結びグッズを販売しています。

石はローズクォーツと水晶で
ストラップタイプの紐は5種類
置物タイプ(巾着付き)は跳ねウサギと招きうさぎがあります。

この商品は出雲大社前神門通りのご縁横町「まがたまや雲玉(野津めのう店)」さん
でも販売されています。

かわいいでしょ!

 

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