八百万の神々が出雲の国に

本日の夜、国譲り神話の舞台でもある稲佐の浜で、
神々をお迎えする神迎神事(かみむかえしんじ)が行われます。
八百万の神々が出雲の国に来られるのをお迎えする日です。
神様が出雲に集合! まさに神在月ですね!
そして縁結びなどを決める「神議り」、つまり神様の会議が行われるのです。

詳しくはこちらからどうぞ
【出雲観光協会様公式ホームページ】
http://www.izumo-kankou.gr.jp/1275

出雲地方では毎年この時期、不思議なことが起きます。
神迎祭が近くなると、天候が必ず荒れます。
台風のように風が強くなったり、寒波で急激に寒くなったり、雨が降ったりやんだり・・・

まるで神様が来られる足音のように・・・
この天候が荒れる事を「お忌み荒れ」と地元の人は言うそうです。

私は出雲に引っ越して3年になりますが
本当に毎年必ずなので、驚いています。すごく神秘的です。

出雲大社の周辺の土地の方は、神様の会議の妨げにならないよう、
一週間楽器や音のするものはかたずけて静かに過ごすそうです。
この期間、テレビも一切つけないところもあるそうです。

古きよき教えを守り、平和を願う、日本人の伝統の心が受け継がれている、そんな気がします。

皆様に良きご縁がありますように。